バランサーには中央にごはん、左側にお野菜、手前にはおさかなやお肉、右側にデザート。それぞれにアイコンがついています。
このアイコンには「三角食べから着想して開発しました。「三角食べとは並んだ料理を均等に少しずつ食べていく日本人の習慣。ただ「三角食べ」を、あまり強制してしまうと、子どもは嫌がり逆効果。
そこでバランサーは円をモチーフにドーナッツ状にして、子どもが自然とバランスよく食事を摂る形に仕上げました、おかずには、必ずご飯を組み合わせて食べられるよう、最も取りやすい中心に位置させています。
三角食べ(さんかくたべ)とは、1970年代頃、日本の学校での栄養指導で広められた和食を食べるときに飯と味噌汁とおかずを“順序よく食べる”方法です。またごはんやおかずを、順序良く、食べることによって、口の中で料理を混ぜ合わせることができます。そうすることで、知らないうちに味の深みや幅を広げていくことができ、味覚が発達します。FUNFAMのバランサーはこの考え方を現代的にアレンジし、食器にマークを入れることで、こどものうちから、「自然と身に着ける栄養バランスの食習慣」をテーマに開発しました。
VALANCERプレートを使ったママからのエピソードをもらいました。
好き嫌いのあるお子様に「にんじんのマークが見えたら、ママに教えて~」とお話したら、そこに盛り付けてあるお野菜を頑張って食べて、「ママ見て見て、全部食べたよ」とニコニコ笑顔で見せて来てくれて、気付いたら好き嫌いなく何でも食べられるようになったそうです。
FUNFAMのバランサープレートはお子様の自分で頑張る力を引き出す魔法のプレートなのです。
なぜ、オバマ夫人が?米国在住の知人に聞くと、米国の財政赤字の問題は深刻。そしてその主たる原因が医療費。だったら国民が医者にかからない体にすべしってとで、「食習慣」の改善キャンペーンに国を挙げて取り組んでいるのです。特に、酷いのが「子供の肥満」。大統領夫人ミシェル・オバマさんが力を入れるほど。その対策が「ポーションコントロール」という考え方。
つまり同じものをいっぱい食べない=肥満防止という「量のコントロール」を中心の考え方です。さらにそれを普及させるアイデアは弊社のバランサーの考え方に似ています。つまり食器にガイドラインをつけようというものです。
食事バランスガイドとは、健康的な食生活を実現するため、摂取する食品の組み合わせや量の目安をイラストで示した資料です。
これ日本版なのですが、米国版もあります。この基になったのが、スウエーデンで、食品を大まかに分類しそれぞれの摂取量の目安をピラミッド状に図示したものが起こりとなっているようです。
バランサーには子どものユーザビリティを考えた製造上の幾つかのポイントがあります。