北海道(旭川)や広島(府中)に続き、静岡県は全国でも有数の家具の産地です。今はあまり見かけないですが、鏡台や茶箪笥などを作っていたそうです。何でも、江戸時代、徳川家光が神社を作った時に、大工を集めたことが起こりとか。静岡と言えば富士山。日本の象徴ですね。磐田市は宿場町だったそうで、江戸に近かった地の利から多くの職人が集まりました。山と海に恵まれ、温暖な気候と澄んだ水からお茶畑のとても良い香りがします。うなぎの養殖で有名な浜名湖もすぐそこ。安価なアジアからの輸入品に押され、木製家具産業は衰退の一途をたどっていますが、そんな逆境の時代に新たな息吹を起こそうとチャレンジ。その地場に今も息づく、家具つくりの木工技術がFUNFAMを支えているのです。